日 時 1998.11.08(日) 10:00〜13:30 場 所 越前海岸  小樟漁港
釣 師 パパ & 息子
のぐっちゃん
釣 果 メジナ×約10(10〜22cm)
     ばらしたのは30cmオーバー(のはず)
アイゴ×数え切れず(15から25cm)
フグ×数え切れず(8から15cm)
?×1(約18cm)
エ サ オキアミ
アミエビ
仕掛け 父 :5.4m磯竿1.5号 / スピニングリール道糸3号
   円錐ウキ3B / チヌ針3号ハリス1.5号
   ガン玉3B

息子:
2.7mルアーロッド / スピニング道糸3号
    エギ(オキアミカラー)   

コメント

久しぶりに釣りに出かけた。と言っても下見である。
複数家族でファミリーフィッシングに出かける場合、安全は勿論だが、何でもいいけど釣れること、それに女性陣も一緒になるのでトイレが近場にあることが絶対条件となるのである。
いつもの名古屋港はそろそろシーズンオフの様相をていしているので、一年ぶりに敦賀方面へ行って見ることにした。いつもの敦賀新港は様子がわかっているので、今回は足を伸ばし越前海岸の小樟(ここのぎ)漁港に行く事にした。
名古屋を6:00に出発。北陸道の途中から土砂降りになってきた。天気予報では晴天のはずだったので雨具は一切持って行かなかった。しかし、現地につく頃には雨はあがり、仕掛けを準備しているころには晴天になってきた。暑いくらいである。
さて、肝心の釣りであるが、今回の下見釣行は三者三様で、
私は、テトラから外海の岩礁帯を狙ったメジナ釣り。
息子は、ルアーロッド&エギでモイカ狙い。
のぐっちゃんは、サヨリ仕掛けでサヨリ狙い。
私は、息子の仕掛けをセットしてやり投げ方をみてやったあと、さっさと堤防を昇りテトラ帯へ移動した。そこでビックリ。まず、海面まで10m以上あるじゃないですか。いや、もっと高かったかも。それにテトラが大きく釣り易いポイントがなかなかない。釣り易そうなの場所は先客がいるし、無理して落ちたらまず助からないような場所。ようやっと、海面まで投げれそうな場所を探し仕掛け作り。高さが高さなので棒ウキではまったく用を成さないので、唯一持っている円錐ウキを使うことにした。仕掛け作りは誘導式の棒ウキと変わるところはないので至って簡単だが、使うのは初めてなので緊張気味に岩礁の間を狙って一投目。狙い通りのところに着水。着水の途端、魚が集まってくるのが見えるが種類はまったくわからない。即、ウキにあたりが。合わせて見ると、まったく重みを感じなかった。エサを取られたと思い巻き上げてみると、なんとハリが無いではありませんか。これで、あの集まってきた魚はフグの大群であることが明白。ハリを付けなおし、ニ投目。今度はエサを取られただけ。三投目はまたしてもハリスをぶち切られた。またハリを付けなおし、棚を深くしガン玉も追加し、沈む速度を上げることにした。投入ポイントも少し沖めにした。今度はフグには狙われていない様子。竿をテトラにおきゴミの整理をして、竿を手にするとまずいことに気が付いた。それは、糸ふけを大きく出していたので、海面近くのテトラに付着している貝に道糸がひっかっていたのである。下まで降りても行けず、悪戦苦闘の末漸く外すことができた。しかし、道糸は擦れて悲惨な状態になっていた。本来なら、擦れた部分をカットして仕掛けを作りなおすところだが、足場も悪いしどうせ雑魚しかつれないだろうと思い、そのまま再投入した。しばらくするとあたりがあり、一気に円錐ウキが海中に引き込まれた。大きく合わせるとしっかりと針がかりした。1.5号の竿が根元から大きく曲がる。しばらくやり取りしたあと、メジナらしき魚体が浮き上がってきた。魚体が海面に見えた途端、反転して海中に。その瞬間、道糸がプッツン!!擦れて道糸が高切れしてしまったのである。1,200円もした円錐ウキは、釣り逃がしたメジナ(だと思う)とともに海中に消え去ってしまった。
唯一の円錐ウキが無くなってしまったので、テトラはあきらめ子供達が釣り場へと移動することにした。
子供達に様子を聞いてみると、釣れるのは”こっぱグレ”,”アイゴ”,”ふぐ”ばかりで、サヨリは回遊していなくモイカもさっぱりとのこと。しかし、あきない程度に引きは楽しめたようだった。そこで、私も”ふぐ”を針がかりさせる練習をすることにした。ふぐはエサ取りとして邪魔者だが、いざ釣ろうとすると針にかけるのは結構難しい。しかし、帰るころには、私は”ふぐ”釣り名人になっていた。あたりがあってから合わせのタイミングが掴めるようになっていた。
20cm以下の魚は全てリリースしたので、お土産は両手の数しかなかったが、海は綺麗だし、そこそこ引きを楽しめるし、越前はまたきたいところだった。
もう少し場所を研究すれば、比較的安全に磯釣りが楽しめそうだし、雪のふるまえにもう一度訪れてみたい。

*隣の人達は、種類はわからないが大きなイカやボラ、黒鯛を釣り上げていた。
*越前は釣り場が広範囲に分散しているので、隣の人とおまつりなんてことはまずない。
 周りの人に迷惑をかけずに一日遊べるところであった。
*名古屋からは、北陸道敦賀インターを降り、40分ぐらいで越前まで。
 エサ屋は越前海岸まで行っちゃうとあまりないようなので、敦賀インターを降りたら早めのエサ屋で購入したほうがいいっす。

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