日 時 1998.12.21(月) 18:45〜20:30 場 所 碧南海つり公園
釣 師 パパ 釣 果 メッキ(ヒラアジ)×4(17cm〜23cm)
エ サ 青イソメ
ミノムシ
仕掛け 父 :5.4m磯竿1.5号 / スピニングリール道糸3号
   円錐ウキ0.5号(ケミホタル装着)
   チヌ針2号ハリス1.5号
   中通し錘0.5号  

コメント

今年クロダイ釣りに通い詰めた新舞子に仕事で出かけた。
そこで、遊んで帰れる時間に仕事が終わったら久しぶりに釣りでもして帰ろうと思い、ロッド、若干の小道具を車に積み込み自宅を後にした。仕事先に向かう途中、エサを購入すべくいつもの高砂屋さんに立ち寄った。
「新舞子で何か釣れてますか?」と尋ねると、
「碧南海つり公園に出かけられては。メッキが爆釣りですよ。」
「そうですか、エサは何が良いんですか?」
「アオムシかエビですね。」とのことだった。
そこで、アオムシ1杯、とクロダイ用にミノムシ10匹(釣りに行けないかもしれないのでちょっとだけ!)を買って釣り場へ、いや仕事先に急いだ。
仕事は17:00頃に終わった。まぁ、この時間なら帰社せずに遊びに行っても良いだろうと自己納得して、まずは新舞子の防波堤(現場から5分)に行った。20人くらいが釣りをしていたが、強風のため釣りにくそうだった。そこで、高砂屋のお兄さんのアドバイスに従って、碧南に行くことにした。半田市内で帰宅ラッシュにぶつかり、碧南海つり公園についたのは18:30だった。ロッドを取り出すとヘッドライトを持ってきてないことに気が付いた(釣り場は街灯があり、ヘッドライトがなくてもなんとかなった)。そこで、車のライトを頼りに仕掛けを作り、釣り場へと急いだ。
平日だというのに結構人が出ている。入り口手前と奥の排水口付近は人が多かった(40〜50人はいたろうか)。しかし、何故か真中の排水口には殆ど人がいなかったので真中の排水溝に釣り座を構えた。風が正面から吹きつけ寒いし、投げにくそうである。まず、アオムシを付け竿下から流すことにした。浮き下は一ヒロ半(私の一ヒロは約1.5m)からスタート。流している間に、目だし帽とフィッシンググローブを着けまずは防寒対策。
メッキのジャンプがいたるところで見える。かなり魚影が濃そうだ。しかし、15分たっても全然アタリがない。今日の満潮は19時少し前だったので、二ヒロ半に変更した。そうするとアタリらしきものはあるが、今一つ食いがしぶい。そこで、クロダイ用にと思い購入した高価なミノムシにチェンジした。そうしたら、即、明快なあたりがあった。合わせると、しっかりと針が掛かりした。今日は新月に近かったが、ロッドは満月のように曲がった。クロダイは重量感のある引きが楽しいが、メッキは鋭角的な引きだった。差ほど大きくはないのだろうが、なかなか楽しい引き味である。しばしのやり取りの跡、メッキの姿が見えるまで浮いてきた。その途端、すっぽ抜け。あんなにやり取りしているのに、なんですっぽ抜けるのだろう。掛かりが甘いのだろうか。残念ながら1匹目はバラシ。ミノムシを付け直し、風が強く遠投できないので竿下に投入した。再びアタリがあったが、今度はじっくりと飲み込むまで待つことにし、ウキが持っていかれたところで合わせた。またまた、楽しい引き味である。完全に海面に浮いたところで抜き上げた。しかし、今度はしっかりと針を飲み込んでくれ、プライヤーを持ってこなかったのでエラを引き千切りながら漸く針を外せた。おかげで、血だらけにはなるわ、エラで指が擦り切りれるわで散々である。こんなことならタックルボックスを持ってくるんだったと悔やむことしきり。
多分、チヌ針2号では小さいのかもしれない。寒いので活性が悪いだろうと思い、2号針しか持ってこなかったが、メッキに関してはエサさえマッチすれば活性が高い様子なので、チヌ針なら4号か5号でも良いかもしれない。
最終的な釣果は、4匹と少なかったが、取り込み直前のバラシが6匹あったので、計10回の引きを楽しむことができた。
ミノムシがあっという間に無くなり、その後アオムシに戻したが、今一つである。血の気の多いミノムシやストロームシのほうがメッキには良いかもしれない。
それにしても、どうしてあんなにやり取りができた後に、針が外れるんだろうか???
ちなみに、1回はかなりの強い引きで、やり取りの最中にハリスがプッツン、逃した魚は大きかった。(^.^)
年内一杯はまだまだ楽しめそうである。

※ メッキは南の国から回遊してくる魚だが、この魚は生れたところには帰っていけず、寒さのためにそのまま死んでしまうとなんかの記事で読んだ記憶がある。碧南海つり公園は、中電の石炭火力発電所の温排水が流れ出るため、暖を求めて集まってくるのだろう。それを釣り上げるのだから、少し哀れみを感じてしまう....。
写真1