日 時 1999.07.04(日) 16:00〜17:00 場 所 美浜釣りセンター(海上釣堀)
釣 師 パパ
息子 
釣 果 真鯛(33〜47cm)×3
 *他のお客さんから3匹プレゼントされた
エ サ ボケ
アオムシ
仕掛け 父 :5.3m磯竿1.5号 / スピニング道糸5号
    自立ウキ2B/ チヌ針4号ハリス3号1.5m
    ガン玉3B&ジンタン3号
息子:5.4m磯竿2.5号 / スピニング道糸5号
    自立ウキ1号/ チヌ針4号ハリス3号1.5m
    ガン玉3Bを5個(何故かな?(-_-;))
コメント 今朝の久しぶりの釣りから帰ると、息子が残念そうな顔をしていた。4月に、初めての海上釣堀で青物の引き味を知ってしまってから、「あの引き味がたまんないんだよね」と時々言っていたし、私自身も今朝の釣りに物足りなさを感じていたので、「釣堀に行くか?」って聞いたら、「うん!」という返事。野暮用を済ませ、急いで支度をして3時少し前に家を出た。
場所は、名古屋からもっとも近く、約1時間で行ける海上釣堀で「美浜海釣りセンター」だ。専門新聞の情報によると、7月から半日コース(12:00〜16:00)とナイターコース(16:00〜19:00)が開設されたとかで、両コースとも大人\5,000/女性・中学生\3,000と貧乏人の私でも何とか手の届く金額である(今月は出張も多く、釣り基金に当てている出張手当も溜まったので散財)。
吹上から名古屋高速に入り15分ほど経った頃フト不安がよぎった。小道具をしまい込んであるベストを車に積み込まなかったような気がしてきた。息子に聞いたら、やはり入れた記憶がないとのこと....。竿・リール・棒ウキはロッドケースにしまってあるので大丈夫だが。息子は取りに戻ろうと言うが、高速代と時間的ロスを考えたら針、錘、うき止め糸、等は新たに購入したほうが安いという計算結果となりそのまま一路美浜に向かった。
知多半島道路に入ると名古屋方面に帰るにほうは込んでいたが、夕方から知多方面に行く奴はいないと見え、いたって順調で一時間45分ほどで南知多ICをおりた。場所を知らないので感を頼りに走りエサ屋を探したが直ぐに一軒見つかった。そこで、小道具を購入し、「釣堀初めてなんだけどどんなエサが良いですか。」と尋ねた。そうしたら、親切に「ボケとアオムシでいいでしょう。二人で今から7時までならボケ10匹とアオムシ1パイもあれば充分」とのお言葉。ボケは初めてなので、「ブクブクもないし大丈夫ですか」と尋ねたところ、「氷の上に新聞紙を敷いてその上に袋毎置いておけば大丈夫」とのことだった。エサ屋を出ると直ぐに釣堀の看板が目に入りニ、三分で到着した。ちょうど4時だった。
料金を前払いで支払い仕掛けを作った。まずは、海水の給水付近に釣り座を構え、雑誌でに書いてあった4mほどのタナに合わせたが、どうもウキにガン玉がのっていない様子。タナとリ錘を持ってきていないのではっきり水深がわからず30分ほど糸を垂れていたが、さっぱりあたりがない。他のポイントで竿を出しているお客さんは散発的にではあるが、竿を大きく曲げている。息子がポイントを変えると言うので、自分のは起き竿にして息子が行きたいポイントに一緒に行ってやった。3Bのガンダマを6個にしてやったが、ウキが沈まない。やはりタナが相当浅そうだ3mほどにしてやったら、今度はウキが沈んでしまった。つまりタナが深すぎたということである。20分ほども時間を浪費してしまった。(-_-;)
息子のエサをアオムシからボケにチェンジし、自分の竿の所に戻ったら、従業員の方が、「この場所はちょうど一番浅いところだから、給水口の右側か、あの泡が出ているところから左側が良いよ」とアドバイスしてくれた。それではと泡の方へ移動し、しばらくすると息子の竿が大きく弧を描いているではないか。玉網を持って従業員のオジさんが走り寄ってくれていた。オジさんから玉網を受け取り、真鯛を玉網に入れることができた。息子も寄せるのが上達したものである。合わせも上達したのか良いところに針がかかっていた。スカリもオジさんが持ってきてくれた。その後直ぐに息子が二匹目をかけた。またもや、従業員さんが玉網入れをしてくれ、針まで外してくれていた。ここの従業員の方々は皆親切である。
私は未だにボウズである。ポイントを息子の近くに移動した。そうすると、息子にまたもやあたり、今までより大きく竿がしなり、さお先が海水の中に引き込まれそうである。それでも頑張って竿を立てた途端に針はずれ。息子曰く「二度あることは三度あるっていったでしょう。」確かに!。ある本には真鯛はあまり回遊はせず、同じところに数匹固まっていると書いてあったのを思い出した。
私は悔しいので、息子とは違うポイントで竿を出して粘っていた。しばらくするとウキにあたりが出た。早合わせをしてすっぽ抜けるのが悔しいので、ウキが完全に水面に入るのを待って、合わせた。しっかり針掛かりしたものの竿は1.5号である。強引には上げず、竿の弾力で魚の疲れるのを待った。魚はあっちにこっちにと動きまわる。そのうち、あのオジさんが玉網を持ってかけよってきてくれた。「ゆっくりゆっくり。あわてんでいいから。たっぷり空気を吸わせて。」なんて良い人なんだ。5分ほどで漸くおとなしくなった真鯛さん。玉網に収まると、私のではないハリスがついていた。誰かがハリスをきられたのだろう。オジさんは「ホーええ型だがね」と言ってくれたが、47cmで50cmオ−バとはいかなかった。針を多少飲み込んでいて、プライヤを忘れ素手で外そうとしたら、真鯛にがぶっとやられた。その途端激痛がはしり出血。真鯛の歯、侮る事勿れ!!!!!
その後、あたりがすっかりなくなり、ジ・エンド。
「数では息子に負けたが、大きさでは私の勝ち。」と自己満足(>_<)
ここの釣堀は自分で絞めなければならない。初めてなので苦労していると、従業員のお兄さんがきたので絞め方を教わった(本に書いてある事とは多少違った)。3匹目を自分で絞めていると、もう一人の従業員の方が、「お客さんがくれるって」と3匹の真鯛を持ってきてくれた。正直いただこうかどうしようか迷ったが、折角のご好意なのでいただいた。これも自分で絞め、クーラにしまい家路についた。帰りのクーラのなんと重いこと。
帰りは道もすいていたので1時間かからずに到着。さぁ、それからが大変。6匹の真鯛の処分である。社宅の若奥様方は自分でさばきたくない方が殆どなのを知っているので、思案に暮れた。あまり親しくはないが栄養師の資格を持っている方を最近知ったので、そこに持っていったら喜んで2匹引き受けてくれた。もう2匹は、日頃親しくしている家にむりやりおいてきた、残りは我が家で処分することにして、1匹は私がさばき、もう1匹は妻がさばいた。

今日は疲れた1日だった。おやすみ〜。