日 時 1999.10.29(金) 19:00〜20:30 場 所 新舞子(南側防波堤)
釣 師 パパ 釣 果 クロダイ×1(17cm)/セイゴ×1(35cm)
エ サ ミノムシ
ボケ
仕掛け 父 :5.4m磯竿1.5号 / スピニングリール道糸2号
   電気ウキ(中) / チヌ針2号ハリス1.5号1.6m
   チヌ針3号ハリス1.5号1m
   ガン玉3B×2
コメント 午後から、S製鉄所の近くの事務所に仕事で出向いた。全ての業務が終わったのが18:00。
「今の時間なら帰社しなくても良いだろう」と自分に言い聞かせ、近くのエサ屋でミノムシ20匹とボケ10匹を購入し、新舞子へと向かった。
今シーズンの新舞子での釣果は惨憺たる結果で、クロダイはもう落ちてしまっているだろうし、様子見程度に向かった。
新舞子には19:00少し前に到着しいつもの防波堤に向かった。防波堤につくと、殆ど人がいない。全体でも20人程度だろうか。あたりは真っ暗なので、ライトを取出そうとかばんに手を突っ込み探しまわったが、なんとヘッドライトが入っていないではないか。そう言えば、この前、ライトが暗くなってきたので車から出して、戻していなかったことを思い出した。
明るいところに戻るのも大変なので、暗闇の中、遠くの工場の明かりを透かして仕掛作りを行ったが、これが大変。仕掛を作るのに20分ほど要してしまった。
ミノムシを付け、ふりこもうと海面を見ると満潮に近いとは言え、いつもりより海面が近くに見える。これも異常潮位のせいなのだろうか。そこで、いつもは2ヒロから始めるタナも2ヒロ半(約4.2m)から開始した。
20分ほどはまったくあたりがなく、かけ上がりにポイントを替えたところ、ジワジワ〜っとウキが沈んだ。合わせを入れたが何も感じられなかったがエサはしっかり無くなっていた。エサ取りだろうが、ボウズは避けられそうな予感。同じポイントを狙ったが連続してエサを取られる始末。そこで、タナを3ヒロ強に変更した。しばらくすると、再びジワジワ〜とウキが沈んだ。合わせを入れると、しっかりと針掛かり。しかし、全然動き出す気配が感じられない。そう、根掛かりってやつ。ハリスを切り、付けなおしだが、またまた暗闇の中、ようやくチェンジすることができた。付け替えついでに針も2号から3号に変え、棚も元の2ヒロ半に戻した。再投入後、しばらくするとウキが消し込むあたり、すかさず合わすとまたもやしっかりと針掛かり。リールを巻くと、根掛かりとは違って抵抗してくるので魚が掛かっているのは違いない。そこそこ抵抗してくるので20cm以上を確信はしたが、こころの片隅で期待していたクロダイの引きとは違う。重量感はあるが、あっさりと海面まで浮いてきた。その後、何度かバシャバシャと海面で暴れ、おとなしくなったところで見ると30cm程の円錐形の魚であった。玉網を組みたてていなかったので思いきって抜き上げたが失敗。道糸の巻きが足りなかったようで、防波堤に激突させてしまった。運良くバレなかったので、1mほど巻いてから再度抜きげたら今度は成功。防波堤の上でばたばた暴れている。見ると、セイゴだった。針を外そうとしたら、口の付け根というかエラぎりぎりにかろうじて引っかかっていた。リリースとも思ったが久しぶりの30cm超(帰宅後測定したら35cm)の釣果だったのでクーラーボックスへ納まっていただいた。ミノムシを付けなおし、再投入。アタリを待っていると、クーラーボックスでセイゴが暴れまわるので、フィッシングナイフで絞めさせていただいた。
しばらくしてもアタリがないので、10mほど西に移動した。それでもあたりがないので、ウキが沈まない程度にゆっくりと竿を引きながらウォーキングを行った。そうすると、ウキが沈んでしまった。歩くのが早いかなと思って竿を止めても、少しばかり沈んだままの状態。また根掛かりかと思い、竿を上げて見ると、魚が掛かっている僅かな手応え。リールを巻くと、簡単に巻けるが一応抵抗してくるのがわかる。海面付近まで来ると、白っぽい魚体が見える。アイゴかと思ったので、抜き上げたあと注意してみると銀色の魚体に黒い縦縞が見える。1年ぶりのクロダイであった。完全なるリリースサイズだが、1年ぶりのクロダイなのでこれも持ち帰らせてもらうことにした。帰宅後測定したら17cmだった。
その後はアタリすらなくなり、ゲートの閉る時間も近づいたので帰ることにした。
今日の釣行は、今シーズン0のクロダイがチンタとは言え、最後の最後に上げることができたし、そこそこのセイゴも釣れたし、何はともあれ楽しい1時間だった。