カサゴ
目科種 カサゴ目 - フサカサゴ科
生息場所 北海道南部以南の日本各地の沿岸岩礁地帯
主なエサ 甲殻類やゴカイ類、小魚
カサゴ(15cm)


写真は2001.07.07(土)に新舞子で釣った15cmのカサゴでアオムシであげました。
どちらかと言うと夜行性で、日が落ちると活発にエサを追い求めて活発に行動しますが、日中は岩陰などでじっとしていて、エサが目の前にくるまで待っているようです。私のホームグランドである新舞子の南側でも良く釣れます。
カサゴを扱う時は、背びれの棘に注意しましょう。毒はありませんが刺さると痛いですよ。
カサゴを捨てている人を多く見かけますが、大き目のカサゴは是非お持ち帰りになることをおすすめします。カサゴの刺身は淡白な食味の上品な白見で甘味もあり、マダいやヒラメにもお劣らない味です。魚屋さんでは売っていませんので釣り人だけの特権を是非味わいましょう。

  
 ギマ
目科種 調査中
生息場所 調査中
主なエサ 調査中


写真は2003.06.29(日)に碧南つり広場で釣った20cm前後のギマでアオムシであげました。
<詳細は調査中>

  

 クロソイ
目科種 カサゴ目 - フサカサゴ科
生息場所 北海道以南の日本各地
主なエサ 幼魚期は主に甲殻類、成魚は魚類やイカ類等も食べる
クロソイ(12cm)


写真は2001.07.07(土)に新舞子で釣った12cmのクロソイでアオムシであげました。
小型の物は漁港の中や防波堤周りにも生息していますが、35cm以上になると水深15〜30m前後の沖合いの岩礁帯を住処とするとのことです。夜行性のようですから、日が高いうちはなかなか釣れません。メバル属ですからメバル同様、大変に美味しい魚です。

  
  
 クロダイ
目科種 スズキ目 - タイ科
生息場所 沖縄の除く日本各地や朝鮮半島南部等
主に沿岸の内湾域や河港の汽水域
主なエサ 甲殻類やゴカイ類、藻類等を食べる雑食魚


写真は1998.10.04(日)の20:00頃に新舞子で釣った35cmのクロダイで、ミノムシであげました。
クロダイは人間の生活域の近くに住んでおり、また大型で「ひき」も強いことから釣りの対象魚として人気が高く、昔からクロダイを釣るための方法が多く開発されてきました。ウキ釣りは勿論のこと、当地区で始まったと言われる「前うち」や「落とし込み」、「紀州釣り」、「筏釣り」、わが故郷の「庄内釣り」など多くの釣り方があります。釣り場も、磯は勿論のことですが、港の防波堤や河口などでも釣れますので、ファミリー・フィッシングでも比較的で安全に釣りができる対象魚(釣り上げられるかどうかは別問題)ではないでしょうか。
ただ、クロダイは警戒心が強いようですから、小さなお子様を走り回らせたり、ラジオをガンガン鳴らしたりせず静かに狙いましょう。また、夏場は涼も兼ねて電気ウキを使った夜釣りが盛んに行われます。警戒心が薄れるのか、釣れる確立も夜のほうが高いようです。

  

 コショウダイ
目科種 スズキ目 - イサキ科
生息場所 本州中部以南
比較的浅めの沿岸岩礁帯に主に生息
主なエサ 甲殻類やゴカイ類、小魚等
コショウダイ(25cm)


写真は2003.08.12(火)の20:15頃に新舞子で釣った25cmのコショウダイで、ストロームシであげました。(新舞子では3匹目のコショウダイです)
コショウダイは見てのとおり特徴的な姿をしており、顔と背に黒い3本の帯が斜めに走っています。それから、黒い斑点が不規則にあるのが特徴ですので一目でわかります。
名前にはタイとついていますがイサキ科の仲間だそうで、刺身にするとかなり美味です。
普段は5〜10尾ほどの小さな群れで行動していて底にいるようです。ですから、新舞子でクロダイを狙っていると外道として稀に釣れることがあります。でも、引きも楽しめるし、食べても美味しいので満足できるお魚です。
過去に、40cmオーバーのコショウダイを釣り上げ、竿先を折った方を見かけたことがあります。